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NBA2017-2018 注目カード解説 -センター陣をpick up-

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<CHA vs DET、ビッグセンター対決>

2017-2018、レギュラーシーズン開幕戦は、BOSとCLE、HOUとGSWと楽しみな試合が2試合も行われるが、2日目も全11試合が行われる予定。
こちらも注目カードは多くある。
 
・CHA vs DET
 
CHAは、昨シーズンプレイオフを逃し、オフシーズン中にセンターのドワイト・ハワードを獲得した。
 
ハワードは、NBA入団からORLで8シーズンを過ごしたが、若い頃からチームのエースとして大活躍していた。
かつての"シャック"ことシャキール・オニールの再来とまで言われていた程の選手。
ゴール下での存在感は、リーグNo.1でリバウンド王もブロック王も総なめしてきた選手。
 
2009年にはORLをNBAファイナルまで導いた経験もある。
ファウルなしでハワードを抑えるのは困難であり、1試合平均フリーフロー試投数も11本近くあった。
 
ORLでの8シーズンの成績は、PPG18.4、RPG13.0、BPG2.2を記録しており、2010-2011にはセンターというポジションの中、1試合平均22.9得点を記録した。
 
その後はLALに移籍し、1シーズンを過ごした後、28歳となったハワードは、HOUへ移籍することになった。
 
この辺りからハワードの存在価値が一気に薄れていくことになってしまう。
 
ハワードは、精神的に弱く、試合中でも感情的になってしまう為、フレグラントファウルやテクニカルファウルをコールされることが多く、出場停止処分を何度も受けるような選手で問題児扱いされるようになっていく。
 
また、リーグではアップテンポなバスケットボールを展開するGSWがNBAチャンピオンになったこともあり、3Pが主流なプレースタイルを取るチームが増えてきた。
インサイドプレーヤーでもストレッチ4やストレッチ5と呼ばれるようなアウトサイドシュートも狙えるインサイドプレーヤーが増えた。
 
このような時代の流れも影響してか、ハワードのチームでの存在価値は、次第に薄れていき、試合終盤にベンチに下がるケースが多くなった。
 
昨シーズンは、地元であるATLでプレーすることができたが、ここでもハワードは、「自分がチームから必要とされていない」と感じる結果となってしまう。
 
それがプレーにも影響を及ぼしたのか、ここ数年のハワードは、かつてのリーグNo.1センターとはとても思えないような姿になってしまった。
 
しかし、このオフシーズン中、ハワードの再起を誓って獲得に乗り出したチームがいた。
それが、ハワードの恩師が所属しているCHAだ。
 
ORL時代、ハワードと共に闘っていたアシスタントコーチのスティーブ・クリフォードが現CHAのHCを務めている。
 
今回は、クリフォードHCの意向でハワードを獲得することができたのだ。
 
クリフォードHCは、「3Pが主流となっているこの時代でもペイントエリアで得点を取るチームは多い。」と話し、ハワードは今でも攻守両面で大きな存在感を持っていると確信しているようだ。
 
ハワードもクリフォードHCの元でORLでの輝きを再び取り戻す準備ができているようだ。
 
CHAにはケンバ・ウォーカーやマイケル・キッド=ギルクリストなどこれから全盛期を迎えるであろう選手が多くいる中、ニコラス・バトゥームやマービン・ウィリアムスなどの中堅からベテラン選手も在籍している。
 
ベテランの域に達したハワードがチームに加わることは、若い選手の刺激にもなるだろう。
 
初戦は、DETとの試合。
DETのセンターにも注目のアンドレ・ドラモンドという選手が在籍している。
ドラモンドもハワードと同じで従来型のセンターである。
攻守においてペイントエリアで存在感を発揮し、チームの核となる選手だ。
 
ハワード vs ドラモンド、復活を目指すハワードとまだ24歳のドラモンドのインサイド対決には注目したい。
 

<ツインタワーを擁するNOPとランドルフのいないMEM>

もう1試合、注目カードを勝手にご紹介する。
 
・NOP vs MEM
 
NOPは、選手が揃っているようにも見えるが、なかなかプレイオフ進出にはならず、勝利が程遠いチーム。
 
昨シーズンのトレードデッドラインではSACからデマーカス・カズンズを獲得し、大型トレードと話題になった。
 
NOPにはエースにアンソニーデイビスというフォワードがいるが、カズンズ加入でツインタワーと呼ばれるようになった。
 
このツインタワーは、連携が完成すれば、かなり脅威となるだろう。
デイビスは、身長がある選手の中ではフットワークが軽い。
ディフェンスでも外に誘き出されてもある程度はついていけるし、オフェンスでは多彩なプレーができる。
 
カズンズも3Pを狙うこともできるし、インサイドからパワープレーができる選手。
お互いにアシストもできるインサイドプレーヤーなので、高い位置での2人のパスは、スティールされずにゴール付近までボールを入れることが簡単になるだろう。
 
かつて、LALでパウ・ガソルからアンドリュー・バイナムへのアシストがあったが、もしかすると、デイビスからカズンズ、その逆のアシストも出てくるかもしれない。
 
PGにはジュリュー・ホリデーがいるが、ホリデーは、得点を取りにいくプレースタイルを貫いていくことが大切だろう。
オフシーズンにはレイジョン・ロンドも獲得しているので、ホリデーはSGで起用されることも多くなる。
そうなれば、NOPの攻撃力は、ロンドのゲームメイクから3選手の得点力を引き出し、相当なパワーアップになるだろう。
 
デイビス、カズンズにボールを供給し続けてホリデーの長所が失われることだけは避けたい。
 
対するMEMは、チームの今後を占うシーズンと言っても過言ではない年になりそうだ。
このまま優勝への補強が十分に行われなければ、エースのマーク・ガソルがチームを去ってしまう可能性が浮上した。
 
マイク・コンリーとマーク・ガソルの2大スターでチームを引っ張っていくことには変わりないが、ザック・ランドルフやベテランのビンス・カーターが抜けた穴を補わなければならない。
 
ランドルフは、MEMの大黒柱でもあっただけに、見返りなく去ってしまったのはMEMにとって大きな痛手だろう。
 
それでも毎シーズンプレイオフに出場し、常勝SASを困らせる地味なチームは、来シーズンも上位に食い込む力を持っているだろう。
 
ツインタワーが揃って初めての開幕スタートを切るNOP、来シーズンがチームの命運を分けるかもしれない、毎シーズン地味に強いMEMの一戦、こちらも注目の試合だ。