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SACの意識改革を担う3人のベテラン陣

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<新加入のベテラン陣が若手選手を育成>

昨シーズン途中でエースであるデマーカス・カズンズの放出を決断したSACは、今オフに再建の為の補強を行った。
 
若手選手中心となるSACは、その育成を目的として、経験豊富で指導役になれるであろうベテラン選手を獲得した。
UTAからジョージ・ヒル、MEMからザック・ランドルフ、そして、リーグ最年長のビンス・カーターとの契約を交わした。
 
カーターは、来シーズンで20シーズン目になる大ベテランであり、来シーズン中には41歳となる。
個人的にカーターの大ファンであり、カーターが所属しているチームを20年近く応援してきた私にとっては、SACのカーターが現役最後となるかもしれない大事な来シーズン、SACに頑張って欲しいという気持ちは大きい。
 
SACは、カーター、ランドルフヒルの3選手だけでNBA歴44年という数字になる。
その他の選手のNBA歴を合わせても22年にしか満たない。
SACの全選手のキャリアを合わせてもこの3選手のキャリアの方が2倍も多いのだ。
 
カーターらがSACに与える影響は、かなり大きいだろう。
メンタル面やシステム、NBAでの動き、癖など様々な経験をカーターらは知っている。
どういう役目を担っていくか、どういう意識で試合に臨むのか、時にはそのようなことについてもカーターらから教えてもらうこともあるだろう。
 
ヒルは、PGとしてディアロン・フォックスやフランク・メイソン、バディ・ヒールドなどの育成に務めるだろう。
ランドルフは、ハリー・ジャイルズやウィリー・コーリー・スタインにも影響を与えるかもしれない。
カーターは、同じポジションのジャスティン・ジャクソンを育成していくだろう。
 
彼ら若手選手の育成が見事成功すれば、SACはプレイオフをも狙えるようなチームに、少しずつ生まれ変わっていくのではないか。
 
フランク・メイソンは、22歳と若く、カンザス大学では4年間プレーし、昨シーズンは、PPG20.9、RPG4.2、APG5.2、FG成功率49.0%、3P成功率47.1%を記録し、強いインパクトを残した。
2016-2017 NCAA 1st Teamにも、今年のドラフトで最も注目されていたLAL所属のロンゾ・ボールと共に選出されている。
 
ジャスティン・ジャクソンは、カーターに教わる準備はできているようで、すでにカーターとそのようなコミュニケーションを取っているようだ。
 
また、カーターらベテラン陣は、プレーでもまだまだ健在であり、SACの戦力にもなってくれるだろう。
 
35歳のランドルフは、昨シーズンMEMでシックスマンとしての役割を担い、PPG14.1、RPG8.2、FG成功率44.9%を記録している。
ベンチからの出場でも1試合で10得点以上を上げることができ、リバウンドにも期待できる。
 
30歳のヒルは、昨シーズンUTAで自己最多のPPG16.9を記録している。
ヒルは、ルーキーであったSAS時代からロールプレーヤーとしてチームで自身の役目をきっちり熟すような選手だが、得点を取れといえば、昨シーズンのように得点を取ることもできる選手。
なんでもできるヒルは、チームにとっても若手選手にとっても良い刺激になるだろう。
 
カーターは40歳ではあるが、チームの精神的な大黒柱でもあり、3Pでも貢献できるだろう。
昨シーズンは、3P成功率37.8%とキャリアを通しても高確率を記録している。
頭が良く、SACのイェガーHCとはMEM時代を共に過ごしていたこともあり、システムもある程度理解しているはずだ。
 
若手選手育成の為でもプレーでも大貢献が予想されるベテラン3選手は、来シーズン以降のSACを占う大切な役割を担うことになる。
 
カーター自身は、あと2年くらい現役を続けたいと話しているが、今回のSACとは1年契約。
今シーズン限りで引退をしてしまう可能性は高い。
 
SACと現役最後のシーズンになるかもしれないカーターに注目したい。