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NBAについて主観的に語ると共に、ダイエット法もご紹介。(旧:NBA選手 ニュース)

残された老兵、カーターとノビツキーの役目

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<大ベテランピアース、BOSの一員として引退>

LACのポール・ピアースが昨シーズン限りで引退を表明し、現地7月17日、ピアースは、BOSと1日限りの契約を結び、過去15シーズンを共に送ったBOSで正式に引退をした。
 
すでに39歳という大ベテランは、NBAで19年のキャリアに幕を閉じた。
 
1998年ドラフトで1巡目10位指名をBOSから受け、以降15シーズンをBOSに捧げた。
ピアースにとっては、どの球団よりも思い入れがあるだろうし、ファンもピアースといえばBOSというイメージだろう。
ピアースがBOSで現役引退をしたことは、誰もが納得だ。
 
2008年には、NBAでは伝統のBOS対LALのファイナルが行われ、コービー・ブライアントらを前に、チームのエースとして優勝に大きく貢献したプレーを見せたところは、印象深い。
 
BOSでの15シーズンで通算1102試合に出場したピアースは、MPG36.6、PPG21.8、RPG6.0、APG3.9、SPG1.4、FG成功率44.7%、3P成功率37.0%を記録している。
 
BOSの在籍年数が15シーズンというのは、16シーズン在籍したジョン・ハブリチェックに次いで球団史上2位の記録。
他にも3P成功数、FT成功数、スティール成功数では球団最多記録を更新した。
 
 
様々な記録をBOSに刻んだピアースは、もうそのユニフォームを着てコートに立つことはない。
これで、2000年代を牽引したスーパースターがまた一人減った。
 

 

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<ベテラン選手は、NBAをも築き上げる>

1998年ドラフト組は、単純にもう20年も経つことになる。
20歳から入団したとしても40歳だ。もうリーグではすでに高齢者の分類。
世界最高峰のプロバスケットボールリーグで40歳になっても現役でいられる選手は、レジェンドクラス。
ピアースもその中の一人に違いない。
 
だが、1998年のドラフト組には現役選手がまだ二人残っている。
今月、SACとの契約に合意し、新天地でまた新たなスタートを切ろうとしている現役最年長選手のビンス・カーター
そして、昨シーズン欧州選手で初の通算3万得点を達成し、歴代通算得点記録6位。
DAL一筋で来シーズンが20シーズン目となるダーク・ノビツキー
 
カーターは、40歳で来シーズン中には41歳となる。
ノビツキーは来シーズンで39歳になろうとしている。
2000年代のNBAの第一線を常に走ってきたこの大ベテランの老兵が、来シーズンも奮闘する。
 
1998年ドラフト組で残された2選手だが、経験は現在の現役選手の中で最もあるだろうし、スーパースター選手としてチームを引っ張っていた経験が長くある選手だ。
ノビツキーに関しては、NBAチャンピオンの経験もある。
 
試合終盤にタイムアウトの回数が3回から2回までしか取れなくなってしまった来シーズンからは、この老兵の経験が昨シーズンよりもさらに活きてくることになるだろう。
 
40歳のカーターは、昨シーズンMEMでプレーし、PPG8.0、RPG3.0、APG1.8、FG成功率39.4%、3P成功率37.8%と、ここ3シーズンで最も良い成功率を記録している。
 
キャリア19年でもPPG18.2、RPG4.6、APG3.3、FG成功率43.8%、3P成功率37.4%という成績を残し、スラムダンカーというイメージがありながらも3Pシューターといえる程のアウトサイドシュートの正確さが見受けられる。
 
また、22歳でNBA入りを果たしたカーターは、2年目の23歳のシーズンにPPG25.7、3P成功率40.3%を記録したが、当時、23歳以下で平均23得点以上、3P成功率40%以上を記録した選手は、後にケビン・デュラントが達成するまでは、過去に誰一人いなかった。
 
ノビツキーは、昨シーズンDALの世代交代の為に敢えて裏方に回り、54試合の出場に止まったが、コート外でもチームに貢献した。
 
昨シーズンの成績は、PPG14.2、RPG6.5、APG1.5、FG成功率43.7%、3P成功率37.8%だった。
 
DAL一筋のノビツキーのキャリア通算成績は、PPG21.7、RPG7.8、APG2.5、FG成功率47.3%、3P成功率38.1%という数値をマークしている。
 
優勝経験もあるノビツキーは、試合終盤でのクラッチタイムにも強く、放たれるシュートは、リングに触れずにスウィッシュに沈んでいく。
 
ノビツキーの片膝を前に出しながらフェイダウェイ気味のシュートを放つ独特な技は、ブロックもされづらく、シュートまでのリズムを1歩早い段階で行うことができるので抑えづらい。
 
このノビツキーの独特な技を真似するスター選手が続出したことも記憶に新しい。
むしろ、今でもケビン・デュラントなどのリーグでトップクラスのスコアラー達が真似ている。
 
20シーズン目を迎える二人の老兵は、次の年で終わってしまうのか、それとも、まだまだしぶとく生き残るのだろうか。
 
カーターは、あと1,2年は現役を続けたいと話しており、ノビツキーは、先日DALと2年契約を結んでいる。
 
この2選手が引退すれば、1998年組はリーグからいなくなってしまう。
 
因みに、1999年組はマヌー・ジノビリがSASで現役続行をするようだ。
メッタ・ワールド・ピースも契約先があれば続ける姿勢を見せている。
 
この選手達も引退するようであれば、20世紀組は、リーグから姿を消すことになる。
 
時代はどんどん変わっていくが、これまで築き上げてきたベテラン人がいたからこそ、新しいスター選手が輩出され、新しいリーグが生まれるのだろうと思う。
 
これからもベテランが若手に経験を伝え、若手が未来のNBA選手を生み出す為にリーグを盛り上げ、より楽しいNBAを築いていって頂きたい。
 
 
来シーズンも応援してます。