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NBAについて主観的に語ると共に、ダイエット法もご紹介。(旧:NBA選手 ニュース)

ついに、プレイオフ開幕で初日から大激戦

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<IND vs CLE、イースト第2シードのキャブスが辛勝>

現地4月15日に行われたIND vs CLEの初戦は、108対109で昨シーズンの王者CLEが勝利した。
 
CLEは、第1クォーターを29対34でリードして終えると、第4クォーターまでリードを保ったが、第4クォーター残り3分30秒にジェフ・ティーグが3Pを沈め、105対103とINDが試合序盤以降初のリードを奪った。
しかし、すぐにレブロン・ジェームズがドライブから豪快なダンクを決めて同点とすると、流れはまたCLEに傾くき、105対109とCLEがリードを奪い返す。
第4クォーター残り40秒でポール・ジョージが3Pを決め、意地を見せるが、勝利にはあと一歩及ばなかった。
 
CLEは、辛くも勝利を収めたが、レギュラーシーズンの終盤と同様に試合の後半で点差を詰められ、逆転まで許す結果となった。ファンは、ヒヤヒヤしたことだろう。
 
CLEが試合終盤で失速する原因の一つに、時間を使ってオフェンスをすることが挙げられるだろう。
これを原因の一つに挙げると、試合終盤にリードしている状態で24秒を目一杯使ってオフェンスすることは、当然だろ。と思われるかもしれない。
確かにそうなのだが、CLEの場合は、その時間を使ってのオフェンスが上手く機能しないのだ。だから試合終盤で追いつかれるような結果を招いてしまうのだ。
 
CLEの終盤でのオフェンスは、レブロンアービングがボールを保持し、時間がある程度経過してからアイソレーションもしくは、外でボールを回してからの3Pというケースが多い気がする。
リズムの悪いシュートは、確率も下がってしまう。
 
リードして迎えた試合終盤でのCLEは、CLEらしく、積極的に攻めていった方が危ない展開にならずにすむのではないだろうか。
 
INDのラストショット時のジョージへのダブルチームのタイミングはかなり良かった。さすがレブロンといったところだろうか。
最後は、ジョージにラストショットを打たすことなく決着を付けた。
 
また、試合を通してCLEが行っていたプレーがミスマッチを作ることだった。
これが勝利に大きく繋がるプレーだったのではないか。
スクリーンを使って相手ディフェンスをスイッチさせ、ガードのティーグとレブロンのミスマッチを作ってオフェンスを行っていたのだ。
 
この戦略は、NBAファイナルでCLEがGSWにやられたプレーでもある。
その時は、カリーがスクリーンを使ってCLEのチャニング・フライとのミスマッチを作り、ボールハンドリングでディフェンスとの間合いを作って3Pを決めるというものだった。
 
レブロンとティーグの身長差と体格差は、相当ある為、かなり有効な戦術になっただろう。
INDは、次戦までに対応していかなければならない。
 
それでもINDは、明らかに層が薄すぎる状況の中、CLEを相手に最後まで食らいついた。
センターのアル・ジェファーソン、フォワードのグレン・ロビンソン3世が怪我で出場できない状況で健闘した。
 
ランス・スティーブンソンがINDに戻ったことは、やはり大きかった。
16得点、7リバウンド、3アシストでFG成功率は、61.5%を記録した。
ランスの強気な姿勢は、大人しめのINDの選手たちを奮い立たせることができるだろう。
 
シーズン中、ポール・ジョージもチームに感情を露にして吠えたりする選手がいなかったからランスが加わって良い刺激になると話している。
そのジョージも29得点、5リバウンド、7アシスト、3P成功率75.0%(6/8)を記録し、エースとして活躍した。
 
レブロンの速攻からのチェンジオブペースで右にドライブしていく癖は、残念ながらプレイオフでは通用しないことが多いだろう。
この試合でも2回抑えられ、ポール・ジョージからオフェンスチャージングを取られていた。
今後のレブロンの攻め方にも注目したい。
 
 
1試合を終えたところだが、層の薄いINDと経験豊富なCLEとでは、CLEがかなり有利な立場にいると言えるだろう。
 

<MEM vs SAS 常勝スパーズが圧勝>

同日、サンアントニオでは第2シードのSASと第7シードのMEMの試合が行われた。
結果は、82対111でSASが勝利した。
 
前半までは、3点ビハインドで終えたMEMだったが、第3クォーター終盤にダニー・グリーンのディフェンスをきっかけに徐々に点差を広げられ、結果的に29点差での敗戦となった。
 
クワイ・レナードは、32得点でFG成功率も78.6%(11/14)と爆発し、ラマーカス・オルドリッジは20得点6リバウンドを記録した。
 
レナードにはリーグ最年長のビンス・カーターがマッチアップする時間が長かったが、意外にもカーターのディフェンスが悪い訳ではなかった。
レナードにドリブルで置き去りにされることはほとんどなく、最後のシュートチェックまでしっかりしていたが、この日のレナードは、シュートを外さなかった。
 
前半は、マーク・ガソルとマイク・コンリーのシュートの調子が非常に良く、ガソルは前半だけで25得点を記録し、兄パウ・ガソルが記録したMEMでのプレイオフ前半での最高21得点を更新した。
 
しかし、後半はSASのディフェンスが立て直してきたことで思うように得点を上げることができなくなると、その他の選手の調子も上がらずに苦しい結果となってしまった。
 
ガソルとコンリーが激しいマークで抑えられた時に、ウェイン・シェルデンやトロイ・ダニエルズなどの選手がアウトサイドからシュートを決めなければ、SASを負かすことはできないだろう。
ジャマイカル・グリーンでもカーターでもアンドリュー・ハリソンっでも良いが、3Pを確実に決めていかなければ、インサイドでのザック・ランドルフが生きてこない。
 
SASのディフェンスは、3Pを打たせて外してくれるのを待っており、インサイドだけに注意するスタンスだ。
なんとかSASのディフェンスをアウトサイドに誘き寄せていかなければならないだろう。
 
このシリーズは、SASがかなり有利だろう。
 

<その他の試合結果>

【MIL vs TOR】97対83でMILが勝利。
最近、絶好調のジェイソン・キッドHCのMILは、ガードにルーキーのマルコム・ブログドンをスターターに置き、ヤニス・アンテトクンポやクリス・ミドルトンを中心に全員バスケットで上位チームのTORから1勝を勝ち取った。
 
ヤニス・アンテトクンポは、28得点8リバウンド2スティールを記録した。
デマー・デローザンが27得点、8リバウンド、相棒のカイル・ローリーは、怪我からの復帰でまだまもないからなのか、わずか4得点に終わっている。
 
【UTA vs LAC】97対95でUTAが勝利。
このシリーズは、個人的に非常に注目しており、UTAが勝ち上がる可能性が高いのではないかと予想していたが、ロードでUTAがまず1勝をした。
しかし、UTAに緊急事態が起こった。試合開始早々にインサイドの要のルディ・ゴベールが負傷退場した。
自分で歩くことが出来ずにコートを去ったところを見ると、あまりよろしくなさそうだ。
 
試合は、UTAのベテランジョー・ジョンソンが経験を生かしての大活躍をする展開になった。
PGにも冷静なジョージ・ヒルがいるし、ディフェンスも安定している為、プレイオフでもそれほど崩れることは考えられないだろう。
 
試合終盤に接戦となったこの試合は、残り13秒でLACのクリス・ポールがフローターシュートを沈めて95対95にする。
そのままUTAは、タイムアウトなしにジョー・ジョンソンがボールを運び、アイソレーションを仕掛け、フローターシュートをやり返し、それがブザービーターとなり、勝利を収めた。
 
ジョー・ジョンソンは、ベンチからの出場で21得点、FG成功率64.3%(9/14)、3P成功率75.0(3/4)を記録した。
LACは、クリス・ポールが25得点、7リバウンド、11アシスト、3スティールを記録し、ブレイク・グリフィンは、26得点、7リバウンドを記録した。
 
 
今日は、デュラント復帰のPOR vs GSW、ウエストブルック対ハーデンのOKC vs HOUも注目したい。